2022年09月27日

APS-SR96:フォアエンドの製作⑥塗装


浸透性のセラミック塗料で塗装しました。オイル分も含まれていますので、濡れ色と云いますが塗膜だけを作るウレタン系の塗料よりは濃いめ表現が出来ます。全体にもう少し赤く発色することを期待したのですが、濃い部分はキャラメルのようなおいしそうな感じの色に仕上がりました。全体的には お値段が張るケーキ屋やさんとかチョコレートやさんで見たことが有るような景色です(自画自賛)。
実はこの部分は、チェリーの無垢板を使っています。チェリー特有の赤い色合いのイタリア製の家具が元々大好きで調達しました。チェリーは経年で赤っぽく変化するらしく、今後の変化を期待しています。
白っぽい部分は前述した通りシナ共芯の合板で、意外にも木目を垂直に見た部分は色濃く仕上がりました。木口面はコントラストが明確なのですが。グリップを製作するときはこの木口の感じで木目を表現したいところです。


チークピースまで同じ素材で作るとくどい感じになるかも・・・・
  


Posted by you-2 precision  at 19:09Comments(0)APS SR96APS

2022年09月23日

APS-SR96:フォアエンドの製作⑤



塗装前ですが、一応形になりましたのでご覧ください。
実銃界でも流行りのカラー・ド・バーチの様に人工的な着色ではなく、天然木の自然の色目で勝負です。まあ色につきましては塗装後に語らせていただきます。失敗もよぎった放物線状の溝も何とか入れる事が出来ました。価格的にはアルミ部分はスロットレール内のベースを既存のマルゼンの物を使うとしたら1万円位で出来ていましたが、今回はすべてオーダーしましたので1.3万円ぐらい。そして木材はグリップやチークピースも作る事が出来るような面積で買って4千円位でした。その他にも、穴あけには3Øの穴から0.5㎜単位で広げていって8Øまで広げるのに持っていないサイズのドリル刃を買い足したり、ボルト用の特殊なカラーや鬼目ナット、恒例のチタンボルト等をチビチビ調達しましたので計算するのが怖い額になっていると思います。でも工作の工程を考えながら不足物を揃えていく過程も楽しみの一つですが。。。
機構的には、木部でしっかりアルミの部品を挟みM5の2本のボルトで固定していますが、木部はボルトで絞めてもたわむことが無い構造にしています。木部は上から見るとカタカナのエの字の様に真ん中部分で繋がっていますので、ボルトを締めた結果エの字の平行な2辺が歪んでは破損の原因となりますので。
なかなかワルサーの部品表だけでは読み取れない部分ですが。

そして全体の高さは20㎜ほど上下して調整できます。20㎜が妥当な数値なのかは判断できませんが、それ以上下げると以前書いたように全体のデザインバランスが崩れ、見た目が極端な車高上げの四駆車の様になってしまいます。最大限下げても実銃のAR競技規則の銃身の中心から120㎜以内にも適合しています。APSのレギュレーションでは無関係かもしれませんが見た目も大事だと思います。ちなみにM5ボルトが入る穴のクリアランスで前後は多少斜めにもセット可能です。

今後グリップも同じ素材で作り直すのは楽しみでもありますが、当面木くずと木の粉との戦いとなり、近所にはリューターで木を削るかん高い音が鳴り響くことになります。(決して怪しい物ではありません。)  


Posted by you-2 precision  at 20:20Comments(0)APS SR96APS

2022年09月19日

APS-SR96:フォアエンドの製作⓸


木を切り出して、接着まで到達しました。流石にこの連休は工作に没頭できました。しかも台風14号が接近していて活物の魚も売っていないし、当然すし屋も生簀物しかネタが無いので夕方になっても浮足立つことも無く落ち着いた作業が出来ました。
 話は飛びますが、この活物(イケモノ)の魚文化は関西独特の文化だと思います。東北に長年単身赴任していましたが、関西で食するような歯ごたえがあり、脂ものった白身魚はよほど高級店に行かない限り出会えませんでしたし、漁師の店と名撃ったお店に入っても死後硬直後の魚を冷蔵庫から出してくるようなお店が殆どでした。関東のすし屋はネタと云えばトロがメインで、白身魚は昆布締めにして在ったり、熟成という名目で水分をコントロールしてアミノ酸を増やしていたり惜しみなく手を掛けて美味しいのですが関西の活物の白身のネタの歯ごたえと味の豊かさには勝てません。
話を戻しますが、木目の方向によって削り出した時の色が全然違っています。白っぽく写っている部分はシナ共芯の合板を使いましたが、木目を横に使っており繋ぎ目が目立ちます。グリップも作り直す予定ですがその際の注意点となりました。
これから、ボルトが通る穴を大きくして座ぐりする作業に入りますが、失敗する可能性も有りますので奇麗なうちに見ておいてください。
また、Walther KK500の実物の木の部分は2本のボルトヘッドの部分を通過して放物線上に下がって行く溝が彫られていて、恐らく指が引っ掛かり易くしていると思います。また溝によって木の模様にも変化が期待できます。これを真似して彫るかどうかも迷うところです。ある程度彫刻刀で掘っておいてルーター仕上げにするのが良いと思うのですが2種類の木を貼り合わせていますので、彫刻刀の刃が堅い木で逃げて手元が狂い、これまでの作業が水の泡と消えていく危険性もあります。超音波の彫刻刀は最低でも3万円以上しますしね。溝も省略かな・・と。


  


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2022年09月10日

APS-SR96:フォアエンドの製作③


ガリガリ君の当たりの棒を偽造しているわけではありません。
フォアエンドのラミネート材を1枚ずつ切り出しています。
地道な作業であまり進みません。1枚切り出すのに小一時間かかっています。というのも、結構硬く、しかも安くはない素材ですので木取を無駄にしないよう、そして切断時割ってしまわないよう慎重に進めているところです。
厚さが2㎜と3㎜の板を各7枚ずつですので、完成をお見せできるのは少し先になりそうです。
しかも、仕上げの塗料についても未決定です。これまでのウレタン系の塗料では表面の強度は出るのですが、素材感を出すには今一で、GP100のグリップの様にオイル仕上げにするか、新たな塗料にゆだねるかが決めかねています。
当面は無口で頑固な職人になって、自分の理想を追求します。
自分で納得できるものが出来たらお見せしますね。

「Walther は、ほんまによう当たりまっせ~」
  


Posted by you-2 precision  at 21:19Comments(0)APS SR96APS

2022年09月04日

APS-SR96:フォアエンドの製作②


フォアエンドの製作過程ですが、スチレンボード1枚からさらに複数枚重ねて立体の型紙作りをしています。まだ木工にたどり着けません。
結局木目を横に使うしかないかなと云う結論に。Walther KK500はラミネート材を横に使っています。縦に使っても、グリップの様に曲線が多い訳ではなく、また削り幅もそんなにありませんので模様が出来にくい部品です。各社のSBの写真を見ても、規則上アナトミカルには攻めてはダメなようで、かまぼこ板みたいなシンプルなデザインが殆どです。Walther さんはまだデザイン的に頑張っている方だと思います。
立射の据銃写真を見ると、更に木の板で底上げしていたり代表的な選手でも意外と体に合わせる為のカスタムは不器用な手作り感が満載だったりします(少し残念です)。

大体こんな感じかなと、ボードが白い事もありますが、剥がせるように両面テープでの部分接着ですので、全体的に仕上がりより太り気味に写っています。



  


Posted by you-2 precision  at 15:36Comments(0)APS SR96APS

2022年09月03日

APS-SR96:フォアエンドの製作①


フォアエンドの金属部品が出来上がってきました。
自分が書いた図面で、思い描いた通りの現物が仕上がってきた時は、感動ものです。
今回はアルミプラス小池製作所さんにお願いして製作していただきました。
既述のように中学の技術の時間に、手書きの製図を習っただけの知識しかなく、しかもCADソフトも無くパワポで製図しPDFに落としたものでも快く相談に乗っていただけました。仕上はSR-96のアルミ部品と同じく削りっ放しで、面取りも省略しました。
一方向から光を当てると切削のパターンがホログラムの様に虹色に乱反射してとても奇麗です。
価格的には、1個だけの製作ですのでそれなりにはしますが、実銃パーツの購入と比較すると圧倒的に安上がりです。


このようにスロットレールにピッタリ治まります。木工にかかる前に白いスチレンボードで大まかな形の物を付けて、サイズ感を考えています。
実銃にはないマガジンの分だけ後退しますので、全体的に小ぶりになりそうです。
今回の木工は、木の材料にこだわっているのと、その素材感を奇麗に表現できるよう木目を縦にするか横にするかとか、ついでにグリップも作り直そうかとか、チークピースも機能的にしたい等、雑念だらけで中々制作に取り掛かる事が出来ていません。
このアルミの部品は、写真のバックに写っているWalther KK500の物を参考にしましたが、今回の物はかなり簡略化しています。実物は部品の固定に丸ナットを使っていますが、強度的に十分な余裕を持ったドイツ的なしっかりした作りだと思います。私は部品にネジを切ってもらいボルト固定に簡略化をしました。また、銃身の方向と直角方向の首振りも省略しました。これを実現するには半円状の木口のアルミ棒(バックの部品図の11です。見えまへんでっしゃろか)が必要で、ネットで探しても見つかりませんでした。制作することが可能であれば、後々追加するかもしれませんが。
丸ナット↓例えばこんなやつです。(バックの部品図の38です。PCでなら見えるはずです)


木工を始めると部屋が木の粉だらけになるのも、スタートを切れない理由の一つです。




  


Posted by you-2 precision  at 21:54Comments(0)APS SR96APS

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工作機械は乏しいですが、無限の想像力を武器に私的工房You-2精密で、ひたすら当る銃を追求しています。GP100でひまつぶしから10年以上経過しましたが、PCやアドレスも変わり過去のIDも不明で新しく始めました。