2022年06月12日
APS-SR96:ハイサイトブロック

前述のセントラのブロッククラブについて、23mm後方にずらす事が出来るのを後回しにしていましたが、やって観るとこんな感じです。
でも、リアサイトもハイサイトブロックもレールの全域で噛み合っている訳ではありませんので、正式なやり方ではないのでしょうが前回の様に後方のレールを余らせるように設置すると更に20mm位は後に持って行けそうです。先ず姿勢を決めないとね。。。
この、セントラのブロッククラブですが、エニスさんで本当にお世話になってこれに落ち着いたのですが、海外のサイトで見るものと少し規格が違うようです。
海外の物の表記
Base height of 10 mm
Vertical adjustment in 4 mm increments up to final height of 22 mm
One maximum horizontal offset out to 4 mm
Rear-sight-dovetail can shift 25mm
海外サイトの基本的な高さは(スペーサー無し)10mmで4mmのスペーサーが付属。スペーサを何段積むかで高さを14・18・22mmと変更可能。私の買ったものは基本高11mmで5mmと8mmのスペーサーがリアとフロント分で各4個付属で5mm1段で16mm高、8mm1段で19mm、5mmと8mmの2段重ねで24mmとより調整幅が広い物です(更にスペーサーの追加購入も可能です)。今回の後方へのかみ合わせのずらしについては25mmになっていますが、私が手にしたものを実測すると23mm程でした。まあ、ドイツからの輸入ものですからロットや大人の事情等で色々仕様も変わるのでしょうね。知らんけど!!
APS SR96 -11Sはアンシュッツとレールの規格が同じという事ですが、エニスさんによるとアンシュッツとワルサーは ほぼ規格が同じらしいのですが、アンシュッツ仕様のゲーマンのハイサイトはワルサーには適合しませんでした。APS SR96 -11Sに直接載せると問題なくワルサーのインサイトアウトっていうリアサイトが付くのですが。
ゲーマンのハイサイトも変更幅が広く、取付位置の目盛りも刻んであったり、咥えるところの金具にバネが仕込んでありシッカリした造りでとても魅力的でしたので残念です。

幅広いメイカーに適合するSEのフロントサイトに付属のペラペラの説明書によると、バウとヘンメリーは最も厚いインサートを挿入し、アンシュッツとブライカーは薄いインサートを、そしてワルサーとアンシュッツのマッチ54はインサートを入れないとの事。結果として、レール幅はワルサー<アンシュッツ・ブライカー<バウ・ヘンメリーの順番かも、実際には幅のみではなく咥える金具の角度等もかかわっているようですので、私のようなワルサーをどうしても付けたい等の ~悪さ~ は、やめた方が良いかも。失礼いたしました自分で座布団を返納いたします。
2022年06月05日
APS-SR96:ライフルケース②軽量化

軽量のライフルケースを探し当てました。
とは言え、ライフル用のケースではなくフィッシングロッド(釣り竿)のケースれらしいです。またもや中華の某A何とかExpressで見つけたのでよくわからないこともあるのですが、サイズ的(300×1000×130位)にはAPS-SR96が入りそうでしたし、何よりも軽そうなセミハードケースっていうやつです。コロナ禍でかの地はロックダウン等があり国際郵便の状況が悪く2カ月弱待ってようやく届きました。カサ高いので運賃が高く、今回は個人輸入で安かったな感は無いです。でも実銃のセミハードケースと比べると約1/3ほどの値段ですので、まあ良いかな。
元々は簡単な波々スポンジが上下ともに敷きつめただけの構造でしたが、ブロック状にプレカットしたラバースポンジを敷き、写真の様に無事治まりました。

ショルダーストラップも付いており、APS-SR96を入れて図ると6.6kgぐらいでしたので、ケースだけではおよそ2kgチョイで、まあ小型のガラガラ(旅行用キャリングケース)位でしょうか。何とか持ち運べそうですし、ミリタリー感もゴルゴ感もないので職質の心配も無さそうです。でも念のため楽器メーカのステッカーでも貼ろうかな・・・と。キーボードのテイでね。FIELDのロゴが邪魔やけど。
スポンジの切取りは簡単でしたが、重量バランスの良い配置と、保持性能を担保することを念頭に置きましたので、我ながら慎重にレイアウトしています。この後ブロックスポンジは更に下に敷いたスポンジに接着する予定です。ブロックスポンジは荷重がかかりすぎるとちぎれてしまいそうな感じですので。