楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2024年04月14日
ステイヤーグリップの完璧なAPS-3への適用

↓APS-3とEVO10の不足部分を埋めるフレーム用マウントベースを作図して製作依頼後に届いた状態です。ネジの頭の座ぐり間に距離が無く干渉しあうので、プロには頼みにくく、またコストを下げるためネジ切りも含め仕上げは自分で行いました。 
今のところの知識と技術の最大限の範囲を妥協無く織り込んだ形で完成しました(大げさやね)。コンセプトとしては、グリップ側を必要以上に触ることなく、可能な限り、精密且つローマウントに。そして、銃全体の軽量化も目的の一つです。多くの射手に使われ認められたステイヤーのグリップ本来の良さを、私の恣意を加える事無く 実感したいって言ったところです。

今のところの知識と技術の最大限の範囲を妥協無く織り込んだ形で完成しました(大げさやね)。コンセプトとしては、グリップ側を必要以上に触ることなく、可能な限り、精密且つローマウントに。そして、銃全体の軽量化も目的の一つです。多くの射手に使われ認められたステイヤーのグリップ本来の良さを、私の恣意を加える事無く 実感したいって言ったところです。


EVO10のグリップですが、サイズ表で指の長さ優先で判断するとSサイズでも範囲内に入るのですが、実物を手にするとかなり小ぶりでした。特に古い日本人タイプの 指が短めで 手のひらが広め 全体に分厚い私の手ではMサイズの選択となりました。Mでも手のひらが未だ少しキツく、トリガーは遠くなりますので要調整でした。(大きくは変えたくないので少し工夫しています。)サイズ選定ではエニスの津場さんにお手間をかけました。
そういえば、新しいエニスさんのカタログを見ると このグリップの価格が一気に値上がりしています。私は滑り込みセーフでしたが、岸田政権下では円安と物価上昇の解消は困難なようです。
木の種類としては、ブラックウォールナットだと思います。手に付く感じと臭いで判断してオイルステインで仕上げているようです。
切削面は当初白っぽいのですが、数時間で色合いが濃くなって来るのがこの木材の特徴です。部分加工後の処理が容易で助かりました。
更に数年経過すると明るめに変化するらしいので、今後のメンテナンスも楽しみになりました。
ここ最近の工作は、シアー周りも含め 再現性の難易度が高く、もう一度作ろうという気には当面ならないと思います。今回はフレーム下部に穴を空けてマウントベースを固定していますが、その穴を正確に空けること自体私が持っているボール盤の限界を超えていて、フレームをバイスで固定するにも補助具の製作が必要であったり、位置的にバイス自体を固定するのがボルト1本のみであったり、素人の趣味人でしか手を出さない領域のものです。でもね、そう云う工程を考えたり無理くりの工作が成功した時の喜びが忘れられず、ほとぼりが冷めたらまたコネコネやっていると思います。
再現性が無いのは私のブルズアイも同じで2日前にフロックで98点が出ましたが、その後はいつもの泣かず飛ばずで、悪い点数はその場で忘れる事にしています。「的紙の吹雪、いさぎよく散る桜の花弁のごとし」なんてね。
2024年04月07日
aps-3トリガーセッティング


↑絵づら悪! トリガーガードの固定用ビス穴を無視してSbのバネの張力調整ネジを組込みました。
ヤバイ!Cバネが写り込んでいます。実はオーバートラベルの終盤にトリガーが少し重くなるようシアーCを削って再利用しています。引き切る事は無いのですが。
SaとSb(シアAとB)の噛み合わせ調整と、アフタートラベル(英語的にはオーバートラベルだそうです)の調整を追求すると、セーフティの機能にも影響無く いわゆるヘアトリガー(触発トリガー)まで攻める事が出来ますが、これまで1stステージと2ndステージの差が明確で後どれ位引けばシアが落ちるか判るトリガーを触っていた分だけ軽いトリガーが扱いきれません。ましてあきゅらぼさんのカスタムのように1stステージのバネを強化すると、2ndステージの最初に感じる壁が判りにくく暴発します。ドライファイヤーの時はそれなりに待てるのですが、、、精神力の問題?ここは鍛錬あるのみでしょうか。
でもまだカスタムは、続きます。TB(トリガーベース)のバネの張力調整機構はその形状と配置ではどうやら無理そうですので、Sbのバネ張力の調整機構に挑戦しました。
元々あるバネが入るハウジングを貫通し下側にネジを切るだけですので簡単です。
でも一つ難点が有ります。トリガーガードのネジ穴と干渉します。私の場合はSteyr EVO10のグリップを使いトリガーカードは付けませんので問題ないのですが。
これにもお馴染みのM3の細目ピッチのイモネジを使い、バネとネジの間には、ネジを締める際のバネのネジれ防止のベアリング球を入れました。Walther LP500のパーツリストなんかで良く見かけるやつです。
結果ですが、当然ながら調整範囲が少し狭いです。完成系で全体のバランスの取れたバネ張力の微調整をするのならこれで充分ですが、適切な張力が手探りの状況では物足りなさを感じます。改善策としてネジを外せば下部からバネを交換できるようなネジ径にする事を思いつきました。勿論微調整機能も活きますが、バネの径を考慮するとM4のネジになりますのでピッチが荒くなる(確か並目で0.7かな)のが残念で暫くこのままで我慢してみます。M4細目ピッチにすると0.5で、並目ピッチのM3と同じですので、ネジとタップの調達に出費するかな~・・・。本当に沼
既述の給弾不良(2個入る)の本当の原因が判明しました。内径6.04㎜のK社のインナーバレルでした。チャンバーパッキンを入れる太くなった部分が外れていました。合わせて観ると結構ゆるゆるで接着してもセンターが怪しい感じがしたのと、今後の再発の不安があり、元々の6.12のテフロンインナーバレルに戻しています。6.04で初速も若干稼げてマルイのスペリオール弾との相性が良かったので非常に残念です。だって、マルゼンさんの赤い箱のやつはお高いですものね奥さん。
SaとSb(シアAとB)の噛み合わせ調整と、アフタートラベル(英語的にはオーバートラベルだそうです)の調整を追求すると、セーフティの機能にも影響無く いわゆるヘアトリガー(触発トリガー)まで攻める事が出来ますが、これまで1stステージと2ndステージの差が明確で後どれ位引けばシアが落ちるか判るトリガーを触っていた分だけ軽いトリガーが扱いきれません。ましてあきゅらぼさんのカスタムのように1stステージのバネを強化すると、2ndステージの最初に感じる壁が判りにくく暴発します。ドライファイヤーの時はそれなりに待てるのですが、、、精神力の問題?ここは鍛錬あるのみでしょうか。
でもまだカスタムは、続きます。TB(トリガーベース)のバネの張力調整機構はその形状と配置ではどうやら無理そうですので、Sbのバネ張力の調整機構に挑戦しました。
元々あるバネが入るハウジングを貫通し下側にネジを切るだけですので簡単です。
でも一つ難点が有ります。トリガーガードのネジ穴と干渉します。私の場合はSteyr EVO10のグリップを使いトリガーカードは付けませんので問題ないのですが。
これにもお馴染みのM3の細目ピッチのイモネジを使い、バネとネジの間には、ネジを締める際のバネのネジれ防止のベアリング球を入れました。Walther LP500のパーツリストなんかで良く見かけるやつです。
結果ですが、当然ながら調整範囲が少し狭いです。完成系で全体のバランスの取れたバネ張力の微調整をするのならこれで充分ですが、適切な張力が手探りの状況では物足りなさを感じます。改善策としてネジを外せば下部からバネを交換できるようなネジ径にする事を思いつきました。勿論微調整機能も活きますが、バネの径を考慮するとM4のネジになりますのでピッチが荒くなる(確か並目で0.7かな)のが残念で暫くこのままで我慢してみます。M4細目ピッチにすると0.5で、並目ピッチのM3と同じですので、ネジとタップの調達に出費するかな~・・・。本当に沼
既述の給弾不良(2個入る)の本当の原因が判明しました。内径6.04㎜のK社のインナーバレルでした。チャンバーパッキンを入れる太くなった部分が外れていました。合わせて観ると結構ゆるゆるで接着してもセンターが怪しい感じがしたのと、今後の再発の不安があり、元々の6.12のテフロンインナーバレルに戻しています。6.04で初速も若干稼げてマルイのスペリオール弾との相性が良かったので非常に残念です。だって、マルゼンさんの赤い箱のやつはお高いですものね奥さん。
Walther LP500にも樹脂製で掌部分の厚みが調整できるグリップは出ていましたが、ここまでの部分を取り替えが出来るものは素晴らしいの一言です。多くのメーカーの機種に適合するパーツが付属しているとの事で、私事ですが今STEYR仕様にしている最中ですので、私のAPS-3にも適合するはずです。ウッドグリップ買ったばかりでマウントを外注して完成待ちで、まだ付けてもいないのに目移りがはなはだしいにも程が有るってやつです。因みに55,000円ですが。奥さんどうしましょ ほんまに。
但し、APS-3にはマガジン装着が必要なので、マガジンとの干渉部分を切り取る事が可能な構造かどうかがカギとなります。写真ではその箇所にネジ穴があるようです。もう一つ有りました、APS-3でリアサイトを上下動させる為にフレームに設けられた斜めのレール部分が収まるか、もしくは削って収める余裕が有るか否かも要確認です。リアサイト下部で親指と人差し指の付け根から手首の手前まで接触する部分の角度が可変なので、削る必要があるならそこがヒンジ構造になっていなければ良いのですが。まあ、やる気になれば何とか工夫しますけどね、奥さん(誰に言うてんねん!ホントの奥さんに相談すると必ず殺されます)新聞配達して55,000円貯金しようかな(昭和の中学生か!)それとも高架下で靴磨き(戦災孤児か!) 先日、射撃姿勢で手をつっこむ方のポケットにマガジンを入れたまま奥様に洗濯されてしまいました。これを交渉の武器にスマートグリップを買うのはどうでしょう。(2度と洗濯してくれなくなるだけかも)
手に合ったと思い 握り過ぎるグリップの無意味さも体験したのにね、反省無しですわ。
スマグリと呼ぼうね。
見えてますよ APS-3使いのあなた スマグリ欲しくて涎が出てまっせ〜