2024年02月18日
トリガージョブ② APS-3雑アイデア

↑お馴染みの、APS-3のトリガー関連の図です。分解していない時はこれを良く眺めていますが、アイデアが色々湧いてきます。シアーa・bの咬み合せ調整機構の位置以外は ですが。
①私がベアリングを入れたトリガーベース(以下TB)とシアーB(以下Sb)の接点(作用点)ですが、TBの支点寄りに、つまり支点からの距離を詰めると、当然テコの原理によりトリガーを引くと 力点であるSbとの接点に働く力はより強くなります。同時にSbの接点(力点)から支点までの距離が長くなり結果としてSbの作用点(Saとの接点)に働く力も更に強くなります。
⇒結論的にトリガープルが軽くなります。しかしSaが落ちるまでのストロークは長くなります。微細なトリガー調整向きかもしれませんね。TBとSbの接触位置に余裕が有る前提のお話ですが。
②各部パーツの幅がとても広いです。恐らく亜鉛ダイカストで製作するにあたっての強度不足を補う手段だと思います。Walther LP500のマニュアルを眺めるとシアーに該当する部品はA・B共に薄く作っており、肉抜きが施されています。部品自体の重さが指に伝わる感触や、バネの張力選定に影響を少なからず及ぼすに違いありません。カスタムに行き詰まったらSUSパーツの肉抜きをしましょう。(強度維持は考えてね)
③SaとSbの咬み合せ調整機構で先駆者のあきゅらぼさんのSbを斜めに削るアイデアはとても素晴らしいと思います。
これの応用として、例えば斜面の角度が45度ならネジの進行距離と Sbの高さ移動は1:1となり、これを22.5度にすると1:0.5(=2:1)となりより精緻な調整が可能となります。勿論このかみ合いが落ちる直前までは動かせる角度・高さの検討が必要ですが。
私の場合は、強度が心配でフレームの横っ腹に風穴を(ネジ穴でした)空ける勇気が無いだけです。いや、私のドイツの血がそうさせるのかもしれません。(どいつがやねん。どこからみても典型的なアジア系じゃ!)
私の場合は、強度が心配でフレームの横っ腹に風穴を(ネジ穴でした)空ける勇気が無いだけです。いや、私のドイツの血がそうさせるのかもしれません。(どいつがやねん。どこからみても典型的なアジア系じゃ!)
まだまだ思いつきがありますが、全体の点数レベルが上がりすぎるのも 私が付いていけないかもしれませんので企業秘密とします。
でも根は良い人なので小出しにするかもしれません。(もはや自分で突っ込むのも面倒くさくなって来ました)
そういえば先日MカリでORの中古を送料込みの1.6万円ほどで手に入れました。部品取りのつもりですが、亜鉛パーツの引き感も中々味が有って良い物だと思います。カスタム無しで、例の引っ張りバネも付いた状態で280g程のトリガープルでした。摩耗による偶然の結果かも知れません。MEのシリアルで始まりますので5年落ちって云う事でしょうか?どなたかシリアルナンバーの正確な読み方を知っていらっしゃいましたら教えてください。
新生児が我が家にやって来て ここ暫くは 撃つことも、工作することも許されません。音をたてようものなら冷たい視線が返ってきますので、暫くは妄想が続きそうです。かしこ