2025年01月29日

APS-3:禁断の着弾確認システム/その後②


 着弾確認システムの照明について、色々試して見ました。結論としてはあきゅらぼさんのライティングユニットの様に、真上に配置するのが、サイティング側で 的紙をカバーする塩ビシートがギラギラする様な反射光が無く、且つ 撮影側の透過光量も確保できる事が判りました。しかも、ある程度の明るさを超えるとそれ以上幾ら光量を増やしても、PCかモニターの機能か 限界なのか分かりませんが、一定の明るさや色に補正してしまい、着弾点の見易さはそれ以上改善出来無いようです。

 ↓クリップ式のアームで照明を固定しました。


 的紙は、白丸を使い、内側を蛍光ペンではなく 薄墨の筆ペン(悲しいイベントの時使うやつ)で塗り潰すと、サイティング側の目視性と、撮影側の透過性の両立が叶う事が判りました。塗り潰しは出来るだけ重ね無い様ひと筆で決め、濃淡を抑えます(射撃より
難しいかも、お習字は嫌いです)。
 ↓こんな感じにスマホでは見えます。
濃淡の斑(ムラ)が 筆使いの稚拙さの証拠です。

結構はっきり見えています。実用レベルだと思います。

 小学校の履修科目の中で、習字が一番嫌いでした。他の科目では勝っているのに、しんき臭い習字教室にかよっている奴らがいつも褒められて貼り出されて、私のはいつも朱色で直されて、世の中の不条理を小学生ながら感じていました。大学生になっても反省無く字は汚くて、しかもポイントを速書きしたいタイプで、飽きたら落書きしたりして、他人には解読不可能なはずです。
 とある日の講義中、前の席の揺れるポニーテールの可愛い女の子がニッコリ振り返って、「ノート見せて」って言われて仕方なく泣く泣く渡すと、呆れた顔で間も無く返して来ました。失意のその後は、ひとり闇に堕ち、教授の板書の打撃音がハイハットを叩く音にも聞こえ、頭の中では"Stand by me"のベースの旋律が流れ、そして、魂の底でシャウトしていました。  When the night has come
And the land is dark
青春してたな〜。  


Posted by you-2 precision  at 19:39Comments(0)片手射撃APS SR96APSAPS-3カスタム

2025年01月26日

APS-3:禁断の着弾確認システム/その後①

 PCに繋いだwebカメラの着弾映像をスマホに飛ばして、着弾点を確認しながらブルズアイを練習するシステムの考案です。
 ↓スマホで見える画像です。

白丸の的紙を手に入れました。baton蔵前からの購入です。以前、白丸は御堂筋シューティングクラブさんから分けて貰った分を使用したことが有るのですが、その時はXT-6のドットサイト使用していたので、然程見にくいとかは感じなかったのですが、サークルドットサイト越しで見ると中心が捉え難い感じがします。
 対策として、グリーンドットの補色である、赤系統の蛍光ペンで塗ってみました。感圧紙がブルー発色で、その補色はオレンジとなりますので、近似色としてブルーの弾痕が濃く見える効果も期待できます。上の写真をご覧いただくと気持ちだけ濃いような気がします。肝心のサイティングの方も蛍光ペン効果で少し改善出来ましたが、黒丸と比べると明らかに目視性が劣ります。しかし、カメラ越しの弾痕の見易さは黒丸が劣りますので、練習内容により使い分けするしか無いようです。 
蛍光ペンで塗るような、ローカルルールを作り過ぎると、本番では力がまるで発揮出来なくなる危険性も有りますので要注意です。
 以前に触れた、感圧発色フィルムって実際に有るようです。面にあたる圧力分布等を測定するのに用いられるようですが、1枚で数千円する様な高価なものの様ですので、的紙に使用するのはチト無理かと。
更に照明の改良が必要です。あきゅらぼさんのライティングユニットの様に上部貼り付けの効果も気になります。カメラに対する明るさを増す事と、サイティング側の反射光を抑える事の諸刃の剣の戦いです。

ごめんなさい
「APS-3:禁断の着弾確認システム完成編」の記事を誤って消してしまいました。PCとスマホで同時に開けて編集するとダメなようです。
せめて、写真だけでも揚げておきます。ご質問はご遠慮なく!

↓現状のセッティングの状態です。


↓黒丸の的紙を使用したスマホの映像です。


↓上の写真の的紙の実物です。


思い出す限り、要約を書いておきます。
①リモートデスクトップは諦め、TeamsでPCとスマホを繋いだ。伴い画像のミラーリングが出来るので、画像ソフトが不要となる。
また、web上でのブルズアイコンテストも可能となる。
②webカメラは、狭角かつ、焦点距離が最短で3cmの物を選択した。USBケーブルの長さも考慮した方が良い。
③クランプアームはコスパ重視で調達したが、使い勝手を考慮し、ある程度の費用をかけた方が後々良かったと反省。
④撃ってすぐ着弾を確認出来、着弾予測との相違の原因を考え、次の動作に繋げる事は練習として合理的である。リアルタイムに 的中した!を実感する事は、射撃の面白さの原点であり、心躍るものがある。結果が見えず型に拘った窮屈な動作を反省無く ひたすら繰り返す事の無意味さを実感した。
てな感じです。また思い出したら追記しておきます。  


Posted by you-2 precision  at 09:54Comments(0)片手射撃APS SR96APSAPS-3カスタム

2025年01月19日

APS-3:禁断の着弾確認システム

 着弾位置の確認システムを作ってみました。都度着弾位置を確認することで自己の癖や欠点を補正することは有用だと考えます。ストイックな考え方ではフォームが固まるまで細かく都度確認する事に異論も在るようですが、論理的に私を納得させるものには触れたことは有りません。まして、エアピストルの実銃の世界では都度着弾が確認できますので。


電子ターゲットを買うと解決できますが、手持ちの物を利用して取り合えず安価に抑えようと思います。

 ①着眼点(あきゅらぼさんのブルズアイホームトレーナー在りきの展開です)
・正面から的紙の正像をカメラでとらえるのは、弾道を考慮すると少々困難。
・感圧紙が発色するのは下側の紙であり、正面の画像では弾痕を上の紙を通して見る事となり殆ど見えない、特に黒丸部分は。
 ②上記の改善策
・的紙を後部から撮影する事により、正面からの画像を得る事が出来る。但し、左右逆転の画像となるのでビデオソフト等を介し正像に変換する。
 ※Windows10あたりからビデオソフトは無しでプラグインでカメラ画像を映せるが、左右を反転する機能は無いようですので無料のビデオソフトを使っています。Zoomなどの会議ソフトの画面だけ使う手も有ります。
・的紙の裏面から着弾の発色を映す事となるので、透過画像となる。見易くする為には適切な照明が必要となります。

という事で今回組み上げたのが、上の写真です。カメラアーム等を駆使しています。カメラ関係の部品は日本製?の高価なものは軽くて堅牢なようですが、中華製という安価な道があります。
 ・私はWebカメラを使っていますが、スマホで直接撮影してミラーリングでPC画面に写す方法もあります。但しスマホに着弾の危険性があります。
 ・Webカメラを使う場合は焦点距離が出来るだけ短いものを使うと、後部に必要な空間が省けます。因みに私のカメラは最低距離が3㎝で焦点が合うとのスペックでした。
 ・今のところ手持ちの32インチのモニター(TV)に写して5m先で見ていますが、スマホにリモートデスクトップで画像を飛ばし手元で見ようと各設定にチャレンジ中です。しばらくPC内部に触れていなかったので、コントロールパネルの開き方やコンフィグの観方等に 感がもどりませんので悪戦苦闘しています。
設定が面倒くさくなると、長めの映像ケーブルでモニターを手元に置く手が在りますが信号の減衰との戦いで、高価なものになるかもしれません。


↑黒丸の的紙でもかろうじて着弾位置が判断できます。あきゅらぼさんのライティングユニットが有ればもう少し改善できるのかもしれませんが在庫無しとなっていました。10点ラインの上部に映っている横線は、ポリカーボネートの端です。レーザーカットで茶色く焦げていますので磨いて透明に仕上げると気にならなくなりそうです。


↑白丸の的紙なら結構見易くなります。いっそのこと、トレーシングペーパーの感圧紙の下(感圧紙は上中下を使い分けます)があればとても見易くなりますが、お金を出してもそんなものは無いと思います。レザープリンターで瞬時にプリント出来る時代であり、手書きの伝票も無くなり感圧紙自体が過去の物となっていますので。

 もう少しまともに当たっている画像を出せば良いのですが、Wi-Fiルーターが古くリモートデスクトップの設定が上手くいかず余裕が在りませんのでなりふり構わず公開しています。ブルズアイを練習する時間を削っていますので本末転倒です。皆様は地道に練習しましょうね。  


Posted by you-2 precision  at 11:57Comments(0)片手射撃APS SR96APSAPS-3カスタム

2025年01月10日

APS-3:トリガーフィーリングと呼吸「神は我に味方せり」



 日々ブルズアイを撃っていますと(本当は時々ですが)神のお導きか、パーツ各部にアタリが付いたのか、寒さによる金属の収縮のせいなのか、安全を確保しながらトリガープルが当初の80gから現在55gになっています。緩みが出るとトリガープルが重くなると思うのですが、何故か逆に働いています。 
 軽くなると、コンプレス後の振動でシアが落ちてしまう症状が当初出ていたのですが、シアbのバネ調整機構で半回転程 締め付けると解消出来ます。その事によりトリガープルは、5g程重くはなりますがコッキングは安定します。朝凪夕凪、ストライカーに納めた神龍の玉にお祈りしているご利益かと。。。
でも、安心していたら突如ぶっ壊れる前兆かも知れません。
 メチャ軽いトリガーと とても狙い易いグリーンサークルドットでもう少し集弾が小さくなると良いのですか、的を狙い切っていないのに撃ってしまっている事がまだ2割以上有ります。
せめて50歳台で始めてたらボロクソに上手くなっていたやろなと、、、体力も気力も未だ漲っていたものね。でも休日には学生向けリクルートイベントにブースを出していましたし、毎日のように若手と飲み歩いていましたし、ハシゴの途中にシューティングバーの飲み打ち放題挟んでも APS-3は無かったし、東北の女子は性格良くて、やっぱり日々がオモロすぎて無理やったかな。 
 学生さんの面接時に、弓道やアーチェリー の部活を経験した人(残念ながら薬学生には射撃経験者は居ませんでした)には、私なりの射撃との比較で、呼吸をどうしているのか質問していました。(面接用に答えを準備して来た以外の質問をしてコミュ能力を確認していました。)有段者でも意外と意識していなくて、面接の緊張もあり、「どうしてたかな」って考え出す人もしばしば居ました。
 武道の姿勢や呼吸法で丹田(たんでん)という概念が有ります。おへその下の腸がある辺りを意識して立ち呼吸するようですが、決して丹田に力を入れるのではなく、丹田を意識した自然な呼吸を身に付ける事ですので、「はて、どうしていたかな?」っていうのが正解なのかもしれません。人は腸でもいわゆる幸せホルモンのセロトニンを作るそうですので、丹田を意識する事でセロトニンが作用し自律神経が整い、集中力が高まるに違いありません。丹田の概念は射撃でも応用出来そうです。胸や腹を使った呼吸では上半身の筋肉を大きく動かす事となり、立射姿勢の安定を阻害しがちですが、丹田の自然な呼吸と姿勢で美しく安定したフォームが出来上がるのではないでしょうか。
 射撃の場合も、呼吸のタイミングや他のルーチンを意識せず出来るようになるまで練習する事が肝要だと読んだ記憶が有ります。脳波の研究では 息を吸っている時は集中が出来ないらしいので、射撃動作におけるブレスのタイミングは限られていますが、APSハンドガンのプレートの速射とブルズアイのブレスは同じタイミングにすべきなのか迷っています。 
 デバイス依存だけで無く、理屈が腑に落ちないと実践出来ない面倒な性格です。腑 >丹田であれば、腑に落ちる事によりセロトニンが作用しているのかも、私の場合。  


Posted by you-2 precision  at 16:10Comments(0)片手射撃APSAPS-3カスタム

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工作機械は乏しいですが、無限の想像力を武器に私的工房You-2精密で、ひたすら当る銃を追求しています。GP100でひまつぶしから10年以上経過しましたが、PCやアドレスも変わり過去のIDも不明で新しく始めました。