2022年09月23日
APS-SR96:フォアエンドの製作⑤

塗装前ですが、一応形になりましたのでご覧ください。
実銃界でも流行りのカラー・ド・バーチの様に人工的な着色ではなく、天然木の自然の色目で勝負です。まあ色につきましては塗装後に語らせていただきます。失敗もよぎった放物線状の溝も何とか入れる事が出来ました。価格的にはアルミ部分はスロットレール内のベースを既存のマルゼンの物を使うとしたら1万円位で出来ていましたが、今回はすべてオーダーしましたので1.3万円ぐらい。そして木材はグリップやチークピースも作る事が出来るような面積で買って4千円位でした。その他にも、穴あけには3Øの穴から0.5㎜単位で広げていって8Øまで広げるのに持っていないサイズのドリル刃を買い足したり、ボルト用の特殊なカラーや鬼目ナット、恒例のチタンボルト等をチビチビ調達しましたので計算するのが怖い額になっていると思います。でも工作の工程を考えながら不足物を揃えていく過程も楽しみの一つですが。。。
機構的には、木部でしっかりアルミの部品を挟みM5の2本のボルトで固定していますが、木部はボルトで絞めてもたわむことが無い構造にしています。木部は上から見るとカタカナのエの字の様に真ん中部分で繋がっていますので、ボルトを締めた結果エの字の平行な2辺が歪んでは破損の原因となりますので。
なかなかワルサーの部品表だけでは読み取れない部分ですが。
そして全体の高さは20㎜ほど上下して調整できます。20㎜が妥当な数値なのかは判断できませんが、それ以上下げると以前書いたように全体のデザインバランスが崩れ、見た目が極端な車高上げの四駆車の様になってしまいます。最大限下げても実銃のAR競技規則の銃身の中心から120㎜以内にも適合しています。APSのレギュレーションでは無関係かもしれませんが見た目も大事だと思います。ちなみにM5ボルトが入る穴のクリアランスで前後は多少斜めにもセット可能です。

今後グリップも同じ素材で作り直すのは楽しみでもありますが、当面木くずと木の粉との戦いとなり、近所にはリューターで木を削るかん高い音が鳴り響くことになります。(決して怪しい物ではありません。)
ターゲットペーパーと着弾確認システム
APS-3:禁断の着弾確認システム/(完)
APS-3:禁断の着弾確認システム/その後②
APS-3:禁断の着弾確認システム/その後①
APS-3:禁断の着弾確認システム
APS-3 EVO10トリガーブレードとかピクトグラムたち
APS-3:禁断の着弾確認システム/(完)
APS-3:禁断の着弾確認システム/その後②
APS-3:禁断の着弾確認システム/その後①
APS-3:禁断の着弾確認システム
APS-3 EVO10トリガーブレードとかピクトグラムたち