2021年12月05日
APS-SR96:トリガーブレード

新しいお友達の紹介です。
12月3日に手元に届いた、トリガーシューのエッジをピンピンに尖らせたトリガーブレードです。
テクロの実銃用パーツです。海外のサイトを見ると "TEC-HRO touch point” という名称のようです。
接触面が極小であり、ピンポイントで常に指の同じ位置でトリガーが引けるのが特徴との事。
可動箇所も下記の様に広範ですが、セットスクリュー(イモネジ)で各箇所を固定するので微妙な位置決めで固定するのは結構骨が折れます。

APS-SR96に取り付ける場合には、トリガーベースの形状が異なるため、トリガーブレード側の加えこみの直径を少し削って広げないと安定しません。しかし、APS-SR96に付属のトリガーブレードの様に逆Tの字の様に加工すると、左右の振りが困難になりますので落としどころが微妙です。一層 APS-SR96を実銃のような丸棒型のトリガーベースに加工するほうが汎用性は高くなるとは思いますが、APSのパーツ類とはお別れする覚悟が必要となります。
APS-SR96の販売に際し、プロショップサポーターとして銀座銃砲店さんやエニスさん、そして京都の老舗 国友銃砲火薬店さんが名を連ねていらっしゃいますので、これまでより 実銃パーツの購入の敷居が低くなった事はとても喜ばしい事です。
但し、値段は相当お高いですけどね。このブレードも海外のサイトを見ると79€(ユーロ)ぐらいですので、今のレートで本体10823円位、関税や海外からの輸送費が乗っかっていると思えば日本国内の価格も妥当と判断できます。しかも、射撃競技人口を考えると大変なお商売ですな。
実際に撃ってみた感想ですが、もっとトリガープルの重さを調整しないとはっきり言って 指が痛いです( 一一)
現在、私のAPS-SR96は箱出しのままですが トリガープルが360g程でしたので、私が調整後のAPS-3 LE 2020よりも30g程重い計算です。
私としては、安易にトリガープルの軽さだけを求めているわけではありませんが、 APS-3のような決して強くないテンションで短いストロークのストライカーがストンと落ちる感じでは無い、強いスプリングのテンションが掛かったピストンをガシっとリリースする感覚が残っていると感じ取れます。
今後の新たな課題ですが、この辺の改善をもう少し何とかしてみたいと思っています。
ターゲットペーパーと着弾確認システム
APS-3:禁断の着弾確認システム/(完)
APS-3:禁断の着弾確認システム/その後②
APS-3:禁断の着弾確認システム/その後①
APS-3:禁断の着弾確認システム
APS-3 EVO10トリガーブレードとかピクトグラムたち
APS-3:禁断の着弾確認システム/(完)
APS-3:禁断の着弾確認システム/その後②
APS-3:禁断の着弾確認システム/その後①
APS-3:禁断の着弾確認システム
APS-3 EVO10トリガーブレードとかピクトグラムたち