2024年07月28日

APS-3:『打ち上げ弾道なんか不可能やねん』 弾道と視線のパララックス

 弾道と視線のパララックスについて、いろんな人の記事を読ましていただくと、打ち上げ弾道の有利さを唱えたものが少なからず存在します。
打ち上げ弾道にすると、視線と弾道はゼロイン地点を超えるとクロスしますが、10m地点での落下距離が小さくできる事の優位さを主張し、サイトを高めにマウントすると云った帰結となっています。
 しかし、APSハンドガン競技の的の高さは、シルエットも140㎝ですよね。
APS-3:『打ち上げ弾道なんか不可能やねん』 弾道と視線のパララックス

↑5mのゼロインの略図ですが、上の図でお分かりの様に、高さ140㎝の的を撃ち上げるには頭のてっぺんから目の位置までの幅が仮に15㎝位が平均だとすると、身長が155㎝以下で無ければ、打ち上げ弾道は難しい事になります。もしくは極端な話ですが背が高ければ15㎝や20㎝の高さのマウントを搭載するとかになってしまいます。
10m先のシルエットの的の遠さに、撃ち上げているような錯覚に陥っているだけではないでしょうか?
 結局、それでも高めにマウントしたサイトにして、撃ち上げ角度は無視し弾道と視線は大きくクロスさせたい人はやればよいと思いますが、それってただ弾道の読みを悪戯に複雑にしているだけではないでしょうか。単純に距離が遠ければ遠い程 着弾が下がるのが自然であり感覚的に受け入れやすいと私は思います。私の認識では、オープンサイトが最も低い位置のサイトだと思いますが、6時照準が困難になる以外は 特に10mで不利とか言う話も聞いた事が有りませんし。
 私の解釈が間違っているかもしれませんので、ご異論がお有りでしたら、論破をお願いします。
APS-3:『打ち上げ弾道なんか不可能やねん』 弾道と視線のパララックス


↑ピクトグラム君入りのポロシャツを1枚だけですが、製作してみました。Web上でデザイン出来、価格も手ごろで中々の出来栄えでしょ。






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Posted by you-2 precision  at 10:33 │Comments(0)APS-3片手射撃APS

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