2024年07月15日

APS-3:軽量化「ミリグラムを削ぎ落とせ!!」

 木グリに変えたのと、LE2020固有のフルアジャスタブルリアサイトをダットサイトに変更したことにより、924gで仕上がったことは私個人的には、据銃がとても楽になりました。しかし欲望は際限なく、とことん追求しています。
 そして、今回のターゲットは、グリップのパームレストを固定する2穴の板ナットです。
APS-3:軽量化「ミリグラムを削ぎ落とせ!!」

↑EVO10のパーツリストで ”Plate nut M5“ とかいう表記かと思っていましたが、なんと“Grip weight 10g“になっています。ネーミングから判断すると、このパーツの主な役割は、パームレストの固定では無く、重りという事になります。なんて私に挑戦的なパーツ名でしょうか。ここは、軽量化する以外に道は有りません。実測では9.5gで磁石に付き、黒染めの色合いから鉄製だと思います。
APS-3:軽量化「ミリグラムを削ぎ落とせ!!」
     ↑5×10㎜のアルミ角棒で板ナットを製作しました。

 アルミは軽いですが、ネジ山の耐久的には少し不安が残ります。今回 使用したのは工作用のアルミ素材ではなく、サッシ等の部材ですので少しは硬度が高いような気がします。
 外したところをお見せしたいのですが、パームレストの位置決めは、結構微妙な調整が必要ですので、一旦出来上がると もう一度バラすのは躊躇しますのでご容赦ください。形状としては長さ23㎜ほどの両端に16㎜の中心間隔をあけてM5のネジを切っただけです。これくらいの工作なら、私のボール盤でも容易にできます。気を遣うのはケガキと ポンチでを窪みを作る精度です。出来上がりの実測は、2.7gでした。
その他にも、ビス類は殆どチタンに変更したり、機能的に未使用の調整用ビスは一旦外しました。完成結果ですが、総重量914g(マガジンを除く)になっています。更に10gの減量です。正に二日酔い対応の軽量化モデルに仕上がりました。
 工作の苦労無しでもっとも簡単な軽量化は、蔵前さんとかのカスタムグリップに替える事でしょう。APS-3 OR であれば、公称940gですので、800g台の半ばに仕上がります。でもSサイズとかが無いので、小柄な女性の射手はきっと大変ですよね。





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Posted by you-2 precision  at 17:10 │Comments(0)APS-3片手射撃APS

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工作機械は乏しいですが、無限の想像力を武器に私的工房You-2精密で、ひたすら当る銃を追求しています。GP100でひまつぶしから10年以上経過しましたが、PCやアドレスも変わり過去のIDも不明で新しく始めました。