2024年03月24日
APS-3 トリガージョブ③とかグリップとか

↑STEYR EVO10のグリップを加工中です。このままエポキシパテ等でライフルのべディングの様に現物合わせでグリップの中に治具を造作してしまうのが簡単ですが、ここはもう少し頑張ってアルミで治具を設計中です。でも久々の製図が進みません。
同時並行で、またトリガー周りを触っています。懸案のシアーA・B(以下Sa・Sb)の噛み合い調整機構を工作しました。

斜め削りのアイデアはあきゅらぼさんのパクリです、ありがとうございます。でも、削る部位が違います。そうです、ここを削るというと、後部からネジをぶち込む事になります。以前シアーの肉抜きの話をしましたが、バネ側を削り軽くするとバネの張力を多少なりとも効率よく利用できる事にもなります。いっそうTB側の上部も削るとSbその物が軽くなり、多少は動きが俊敏になるかもしれませんね。過去に斜面の角度にも言及していますが、あまり角度を寝かせると長いイモネジが必要となりますので長くタップをたてる事は工作上困難が有りこれ位にとどめています。

イモネジはM3(直径3㎜のネジ)ですがピッチは0.35(細目)を選択しました。通常は0.5(並目)のピッチ(ネジが1周すると0.5㎜前進します)ですが、ここは微調整が可能で、緩みにくい細目ピッチを使います。以降多用しますので、タップも新調しました。
ついでに、御堂筋SCの岡部代表に見せてもらった、アフタートラベルが生まれる調整式のトリガーベース(以下TB)にも挑戦しました。トリガーの根元を見せてもらっただけですが、ネジの位置はしっかり目に焼き付けて来ましたので(TBの構造上ネジ穴を穿つ位置は自ずから極めて限定されます)中身は推定ですが難なく再現出来ました。これにも細目ピッチのM3を使っています。材質はSUS(ステンレス)で先を緩やかに丸め、鏡面加工です。これで、同じくSUS製のSbの硬さに負ける事も無く、最低限の摩擦力で引けるはずです。
結果は上々ですが、トリガープルそのものは、自作の接点にベアリングを入れたTBの方が計測値では軽いようです。以前部品の自重を無視してバネ張力とトリガープルの仮定直を代入し各部品の支点から 力点と作用点の距離で計算すると、TBの作用点が1㎜支点側に近くなると約20g程トリガープルが軽くなる結果となりました。調整式トリガーベースは、Sbに接触するタイミングの調整と同時に、支点から作用点の距離を短くする効果が期待出来ます。結果トリガープルが少し軽くなるのと 指に伝わるトリガーストロークが少し長くなります。同時にSbに早く接触しセカンドステージを先取りした分だけアフタートラベルが生まれるようです。
但しあくまでも私の推定製作ですので、蔵前さんのカスタムとは似て非なる物であろう事を言及しておきます。
但しあくまでも私の推定製作ですので、蔵前さんのカスタムとは似て非なる物であろう事を言及しておきます。
ネジでの調整は3か所になりましたが、極限まで攻める事なく金属の擦れる引き感は少し残しました。そうです、下手くそが暴発しない安全策です。
さあ、これで、心置きなく練習できるはずです。って自分を追い込んでいますが・・・ネジの切り方が甘かったとか、雑念は絶えません。
御堂筋シューティングクラブの練習会に本日24日は行きたかったのですが、家庭の事情と、バネ指・へバーデン・ブシャールの悪化により(工作しすぎではなくて、働きすぎなんです)家庭待機します。今日は雨です、低気圧時の弾道は嫌いですし(知らんけど)
APS-3:アドバンスドトリガーベースver.2
APS-3:アドバンスドトリガーベース
APS-3:LE2021地道な軽量化
APS-3:LE2021〜グリップの修正
APS-3:LE2021シルバーカーボンバレルカスタム
APS-3:カーボンバレルスリーブVer.2
APS-3:アドバンスドトリガーベース
APS-3:LE2021地道な軽量化
APS-3:LE2021〜グリップの修正
APS-3:LE2021シルバーカーボンバレルカスタム
APS-3:カーボンバレルスリーブVer.2