2023年12月31日
トリガーのキレとタイミング②APS-3

LP400のgreen pepperっていうグリップです。センス良いなー
APS-3ですが、ドライファイヤーの時に聞こえていたピーンという金属音が 最近聞こえなくなっていたので、グリスアップの為、面倒臭さを乗り越えて久々に分解してみました。特に汚れ等は無かったのですが、唯一オリジナルパーツであるトリガーの シアと当たる部分の黒染めがほんの少し剥がれていました。トリガーの亜鉛系キャストとステンレスとは硬度差が有るので仕方なしですが、次のカスタムのヒントとなりそうです。
分解したついでに、肝心のこの度取り替えたトリガーピンとピン穴との摺動性を確認しました。トリガーの重みだけで回転はしますが、少し抵抗を感じます。はめあい交差としてはJIS規格h5の精密な摺動部の文言と一致しますが、亜鉛キャストの摩耗で感触が将来変化するのは不安なので、ミクロン単位?の擦り合わせをして組みなおしです。ピンの切削痕のヘアラインを気持ちだけ磨いておきました。スカスカユルユルにしたら交換した意味が無いので微妙な力加減が必要です。オイルの潤滑後に抵抗を感じないギリギリのところを責めます。
そして、古いオイルを除去し今回は試しにタミヤのセラグリスを使ってみました。無事組み上げてドライファイヤーしてみるとあのAの音がよみがえっていました、少し♯気味に。
もう一つ面倒でしたが、行方不明だったバネ量りを探し出してトリガープルを計測しました。過去の記載ににステンレスのストライカーに変えた時点で330gとしていましたが、今回は280g前後でした。トリガープルを測る時、トリガーシューに当てる位置が変わると数値も大きく変わりますので手放しで軽くなったとは言い難いですが。常に同じ位置で計測できる良いトリガープルゲージが欲しいところです。人差し指をトリガーにあてる位置で計測しないと自分が感じる重さとと正確に一致しているとは云えません。

既出ですが、愛用のバネ量りです。これでも一応トリガープルが計測出来ます。
ついでに分解組み立て時に気になったのですが、ストライカーのベアリング球って組込み時面倒ですよね、落としたら中々見つかりませんし。今回は粘度が有るグリスでベアリング球のハウジングに張り付け状態で組立てましたが。
これは、LE2020にマルゼンさんが付けていたパーツです。後々 気が付きましたが、ベアリング球の効果はストライカーの摺動性を良くするというより、シアとの咬み合わせを安定させる事に貢献しているようです。ストライカーの動きを担保するためにフレームとの間に一定の遊びの空間が必要ですが、遊びが大きすぎるとシアの掛かりが不安定になると思いますので、上部のベアリング球で下部の安定したすき間を確保する訳です。これもシアのキレやタイミングの安定と永続性に直結する要因ですから。
私はこの神龍(シェンロン)の玉をとても大事にしています。貴方も銃の心臓部であるストライカーに奉納し 朝夕祈ればブルズアイ10点圏内的中間違い無しです。
おっと、蔵前さんでは5個セットですので1個は財布に入れて肌身離さず持っておくと より霊験あらたかだと言われています。
私のは元々オリジナルの4個だけですので集弾もそれなりですが。
言っておきますが、宗教の勧誘ではありません^^
次回はAPS-3を収納できる壺をお勧めするかも。。。。。なんのこっちゃ 年末の慌ただしいい時に何言うてんねんホンマにネ
APS-3:アドバンスドトリガーベースver.2
APS-3:アドバンスドトリガーベース
APS-3:LE2021地道な軽量化
APS-3:LE2021〜グリップの修正
APS-3:LE2021シルバーカーボンバレルカスタム
APS-3:カーボンバレルスリーブVer.2
APS-3:アドバンスドトリガーベース
APS-3:LE2021地道な軽量化
APS-3:LE2021〜グリップの修正
APS-3:LE2021シルバーカーボンバレルカスタム
APS-3:カーボンバレルスリーブVer.2